ABURAE HIMAWARI-KAI

第24回 油絵ひまわり会展 2008年4月30日〜5月5日【No.21-22】
司画廊(国分寺)

作者名:藤田京子、作品名:私のルーツ(機の音をききながら)

No.21
藤田京子
「私のルーツ(機の音をききながら)」 F10

 蝉の羽のような薄い羽二重を織る機屋の娘として生まれ、幼い頃からガチャ、ガチャという機の音を子守唄のように聞いて育った。そのせいか今でも時折あの独特な機の音をなつかしく耳の奥で思い出すことがある。

作者名:藤田京子、作品名:モネの庭(ジヴェルニー)

No.22
藤田京子
「モネの庭(ジヴェルニー)」 F12

 フランス・ジヴェルニーのモネが晩年を過ごした館を訪ねた。その居住の壁は、日本の浮世絵で飾られて、遠い日本と言う国を想像し、日本独特な芸術に憧れていたと思う。そして種類の多い花々の庭のつづきに睡蓮の連作を描き、今私たちの目を楽しませている池を目の前にした時、感慨深く思わずスケッチブックを開いた。

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