ABURAE HIMAWARI-KAI

第24回 油絵ひまわり会展 2008年4月30日〜5月5日【No.19-20】
司画廊(国分寺)

作者名:藤井博美、作品名:人物

No.19
藤井博美
「人物」 F20

 毎年、出品に悩みます。作品が50%程度しか出来てないので、特に人物は30%ぐらいしか出来ないので!
 今年こそは、どの作品も70%以上出来るよう、頑張りたいと思います。

作者名:増田良一、作品名:ガンジス沐浴の老女

No.20
増田良一
「ガンジス沐浴の老女」 S30

 絵を50年も描いていると、いろいろな問題に突き当たる。壁にぶち当たり絵筆を折ろうと思うこともある。真に描きたいという主題・モチーフにめぐり合わず、単にそこにあるもの、ただ皆で描いているから描くでは大変空しい。無理やりにモチーフを探すことになり結果的に感動的な絵を描けない。そのような状況にあると、「体裁・らしきもの・奇をてらう・注目されるようなものを描く」等の心理が働き、純粋な感動から遠ざかる。絵を描いていく場合、これらのことは是非避けたいと思う。周囲に惑わされること無く、自分にしか描けないものを目指して「生命の根源に迫るもの」を描くことが夢である。今回は少しでもそれに近づけるようにと挑戦してみた。

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