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ひまわり美術館
第38展示室

創立25周年記念第20回油絵ひまわり会展 3
2004年3月3日〜3月8日

油絵ひまわり会・大野起生「私の歌」(F30)ono_74.jpg

大野起生

「私の歌」
F30

 ひまわり会での「自由構成=私の□□」シリーズは、今年で5回目。初回の「私の夢」で描いた絵は、陽の目をみないで終わりました。2回目の「私の地図」、3回目の「私のかたち」、4回目の「私の名前」。そして、5回目の「私の歌」。2回目以降は発表してきました。回を重ねる毎に調子が出てきて楽しくなり、最近はひまわり会の例会以外でも独自に描いています。
 私は、いつも音楽を流しながら絵を描きます。ドビュッシーであったり、KENY DORHAM(JAZZ)であったり、坂本龍一であったり、そのときの気分で聴くレコードを決めます。
 キャンバスに向かって自分の感性に委ねて自由に手を動かし、絵の具を置き、塗り重ね、削り、塗り重ねる。徐々に形が出来てくる。描いて、眺める、また描いて、眺める。この繰り返しの中で、美しい線や形、色彩の調和を追求していきます。
 音楽を聴いたときの感動や印象を絵に表現することは難しいですが、少しでも表現出来たときの喜びは大きいものです。この絵を見て音楽のイメージが感じ取れましたか?

油絵ひまわり会・奥山栄太郎「ECHO」(F20)oku_04.jpg

奥山栄太郎

「ECHO」
F20

 深夜、仕事帰り、一人街の中で目を閉じ、身を包むビル群からの共鳴音(ECHO)に耳を傾けることがあります。
 想像の中で自分はサバンナの中の谷の合間に立ってたり、海辺で波の音に包まれたり、自由な旅人となることができます。

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