油絵ひまわり会バー

ひまわり美術館
第22展示室

新保正子展 2001年12月18日〜23日 ガレリアラセン国立

【 コンセプト1 】

国分寺崖線(通称ハケ)の自然を守る地域の活動に参加し、樹木の植生調査や野鳥の観察などフィールドワークを行った。又この貴重な自然を子供たちにも伝えたいと、小学校の生徒たちと近くの林の中で自然観察の授業を行った。このような活動を私なりに表現してみた。

【 展示内容 】

綿布にアクリル、染料をしみ込ませたステイニング作品15点

【 国分寺崖線(通称ハケ)とは 】

かっての多摩川が武蔵野台地を侵食してできた、がけ地の連なりで、別名「ハケ」ともいい、立川市幸町付近から大田区下丸子までの延長約30qを指します。特に私たちの住んでいる立川市境の国分寺市西町、光町地区から顕著にハケが表れます。「国分寺崖線」は傾斜が急なために開発を免れた場所もあり、今では都市に残された貴重な自然となっています。

【 市民講座への参加 】

「ハケ」の存在を多くの人に知ってもらい、「ハケ」の自然を守るために自分達で出来ることを始めました。フィールドワークとして植生調査、鳥の観察、又この貴重な自然を子供たちにも伝えたいと、小学生との自然観察等を行い、掛けがえのない緑の必要性を感じ、私の参加意義を考えるようになりました。 小学生との自然観察会風景

小学生との自然観察会風景

【 コンセプト2 】

樹木の植生調査や鳥の観察、小学生との自然観察会をもとに、私が感じたことを地図や毎木調査図、樹木のフロッタージュ(拓本)で表現してみました。
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