語らい「浜」F30(91.0×72.7cm)
1995年5月、グループのスケッチ旅行で、早朝の小網湾の散歩中に出会った一人の老漁夫を夢中でスケッチしたのが一連の作品となった。板子一枚下が死の世界、厳しい仕事に生き抜いた海の男の自負が、陸に上がって安らぎの表情の中に現れる。この作品には、そんな男たちを支える女性も加えてみた。